[苗木forいわき] 3月30日、第1回植林活動を行いました!

2013年3月30日 「苗木 for いわき」プロジェクトの
第1回植林を行いました。
津波による被害を受けたいわき市の海岸林の再生に、
市民の力で応援していこうと昨年の6月に正式スタートした
「苗木forいわき」プロジェクト。

苗木を育てていただくクロマツパートナーさんは
50団体となり、多くの方々に苗木を育てていただいています。

また、苗木の購入と、植林後の保育作業の財源となる
寄付も、たくさんの方にご協力いただき現在85万円となりました。
直接寄付だけでなく、株式会社たいらや様や、やきとりの龍鳳さん、
益子の茶屋さんなど店舗に募金箱を設置してくださるみなさまも
増えました。株式会社エコ配のみなさまのように、プロジェクトへの
寄付付き商品を開発してくださった企業もありました。

困難を想定していた苗木の確保も、いばらき林業種苗組合の
みなさまのご協力により当初予定したよりもずっと安価で
多くを分けていただけるようになりました。

そして、植林に向けては、植林する場所の整地も進めていかなければ
なりません。枯れた木を切ったり、チップにかけるために運んだり、
地面の整地をしたり、大切な作業を多くのボランティアの方の力で
進めることができました。プロジェクトパートナーの、
NPO法人いわきの森に親しむ会の方々は、難しい作業を
どんどん進めてくださり、また磐城森林管理署や地元団体の方との
調整などをはかってくださいました。

このように、本当に多くの方々の力があつまり、
プロジェクトは順調に進んでおります。

そして、2013年3月30日、第1回目の植林を
いわき市四倉付近の海岸林で行いました。
   

クロマツパートナーの皆様に大切に育てていただいた
苗木180本を、いわき市内、栃木県、全国各地から
お集まりいただいた51名のボランティアや関係者の皆様と
植林いたしました。
午前中は、開会式と植樹作業を行いました。
今回の植林場所は国有林内でした。
管轄をされている、磐城森林管理署の署長様や、
協定を結びふれあいの森として管理されている
いわき青年林業会議所の皆様、地元の市議会議員様なども
ご参加いただき、「苗木forいわき」プロジェクトへの
応援と感謝の言葉をいただきました。

植樹作業は、1本1本丁寧に行いました。
作業を通じて、初めて会う人も自然に打ち解け、
いろいろな話しもできました。
無事180本、植林できました。
   

お昼休みには参加者全員で自己紹介をしました。
今回の植林に参加いただいた方の年齢は18歳から86歳と幅広く
また、住んでいる場所も様々でしたが、
「海岸林の再生をみんなで進めていきたい」、「活動を通じて生まれた
交流を大切にしたい」、「将来、いざというときにここで暮らす人たちの
生活と命を守る森になってもらいたい」などの思いが一つになるコメントが
多くありました。

午後は、次の植林に向けての整地活動を行いました。
主に伐採した木の片づけを行いましたが、人数が多かったので
あっというまにきれいに整地ができました。
人の力が集まると、すごいなと感じました。
   

   
今回は、
○宇都宮グループホームさん(宇都宮市平出)
○美里学園さん(益子町)
○とちぎユースサポーターズネットワーク(宇都宮市)
○空とぶモニョンゴロ村 グループホーム草想舎(市貝町)
○栃木県若年者支援機構(宇都宮市)
○宇都宮大学 学生チーム(宇都宮市)
○下矢田仮設住宅(いわき市)
などのみなさんが育てていただいた苗木を植えました。

記念写真を撮り、無事閉会しました。

新年度からも引き続き多くの方々と協力しながら
海岸林の再生に向けて取り組んでいきたいと思います。

4月~も植林予定地の整備や草刈りなどを毎月2回程度行います。
皆さんのご参加もお待ちしています!