Merck Family Foundationから苗木forいわきへ支援いただきます!

今年度、「苗木forいわき」プロジェクトでは、メルクファミリーファンデーションのサポートを頂き、一本でも早く海岸林を再生するために活動しています。メルクファミリーファンデーションとは、 今年で創業349年を迎えた世界でもっとも古い歴史をもつ化学・製薬企業であるドイツのMerck KGaAの、創業家ファミリーが設立した財団です。

 

519日、日本法人であるメルク株式会社のラルフ・アナセンツ社長、小名浜工場の竹内嗣人工場長をはじめ、4名の皆様にお越しいただき、調印式と記念植樹を実施いたしました。いわきの森に親しむ会の松崎さんにもお越し頂き、震災の様子やいわき市のことをお話いただきました。

 

THANK YOU for supporting to the planting projects in Iwaki, Fukushima!

We really appreciate the donation from Merck Family Foundation this year.

The Merck company found in Germany for 349 years. They established Merck company in Japan. One of alumni volunteer of TCC works at Merck She introduced them about us, especially the restoration project in Iwaki. And we are selected to get the donation. 

We had a signing ceremony on the 19th of May, 2017.The CEO, the factory director and staffs came to the shoreline. Everyone worked very hard even it was warm. TCC is very excited to work harder and efficiency for the planting project.

We will keep posting new update news!

海岸林の整備している場所と植林されているクロマツの様子も見ていただき、実際に松も植えていただきました。

 

アナセンツ社長は「暑い中、土を掘り松を植えたり、草を刈ったりする作業の大変さが実際にわかった。外での仕事もとても気持ちがいい。この松が大きくなるのが楽しみだ。」と、暑い天候の中、一生懸命作業をしてくださいました。

私たちにとって、震災から6年経った今でもサポートいただけることを大変ありがたく思っています。

現在、「苗木forいわき」プロジェクトは、たくさんの方のご寄付を元に活動を行なっています。この頂いた支援は、新しい苗木の購入や、活動費、現地に行くまでの交通費、道具備品費、スタッフの人件費などに大切に使わせていただきます。

また、今回の支援を頂くことになったのは、実は、前にトチギ環境未来基地に参加してくれた長期ボランティアのおかげという経緯もあります。現在、彼女はメルク株式会社で働いており、メルクファミリーファンデーションから支援を頂くための応募、面談などを一緒に進めてくださっています。色々な方の応援があり、さらにいわき市の海岸林の再生を進めていけることをとても嬉しく思います。

 

今の季節は秋にかけて、主に植えるための整地と植えた場所の草刈りを行っていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。